重切削や高精度加工に対応する二面拘束ホルダ『FCシリーズ』を追加

ツーリングシステム『TungHold』がより幅広いシリーズへと進化

株式会社タンガロイ(社長:木下聡、本社:福島県いわき市好間工業団地11-1)は、ツーリングシステム『TungHold(タング・ホールド)』に二面拘束ホルダ『FCシリーズ』を追加し、2021年10月11日より全国で発売を開始します。

製品情報

No. 369S4-J 

■開発背景と特長

タンガロイのツーリングシステム『TungHold』は、幅広いバリエーションと高い性能で好評をいただいているシリーズです。この度、BT仕様と北米市場向けCAT仕様の二面拘束ホルダ『FC(Face Contact)シリーズ』を新たに追加します。

FCシリーズは、二面拘束仕様の主軸を装備した工作機械に適用した際に、主軸テーパ部とフランジ端面の二面を同時に密着させることで、ホルダ剛性が格段に向上します。

これによって、より高い送り条件での荒加工、仕上げ加工での寸法精度、加工面品位の向上等、従来のテーパシャンクでは困難な高能率加工や、高精度加工への対応が可能となります。

FCシリーズでは、ER形コレットチャックホルダ、サイドロック式エンドミルホルダ、焼き嵌めホルダ、ミーリングチャック、正面フライスカッタ用ホルダをラインアップ。テーパーサイズは、BTタイプが#30、#40、#50を、CATタイプは#40、#50を設定しています。

■主な形番、標準価格

BT40FCER32X100 オープン価格
BT50FCER32X150 オープン価格
CAT40FCER32X4.000 オープン価格
CAT50FCER32X6.000 オープン価格

計141アイテム