株式会社タンガロイ（社長：木下聡、本社：福島県いわき市好間工業団地11-1）は、耐熱合金の仕上げ加工用CBNインサート材種『BX815』を標準設定し、2020年4月8日より全国で発売を開始します。

『BX815』は、アルミナバインダ－と微粒cBNを主成分としており、優れた高温特性が得られます。これにより、インコネルなどのNi基耐熱合金の仕上げ加工において、従来のCBNインサートよりも高速で用いることが可能であり、非常に高い高能率加工が可能となります。また、組織の均一化を図ったことで、高速切削においても優れた仕上げ面が得られます。

一方、航空機部品は重要保安部品であり、仕上げ加工後の被削材の表面性状に厳しい管理がされています。今回発売する『BX815』には、耐熱合金加工用のCBNインサートに一般的に施される微小ホーニング『LTタイプ』に加え、シャープエッジに近い『Eタイプ』も設定されています。『BX815』は、加工用途に応じたホーニング形状が選択でき、また高速切削における高温化でも安定した高能率加工が可能です。

• 主な特長
  • 『BX815』は、優れた高温特性により高速切削が可能であり、高い耐摩耗性が得られます。
  • 『BX815』には、微小ホーニングの『LTタイプ』とシャープエッジに近い『Eタイプ』が設定されています。

 

• 主な形番と標準価格
  

  2QP-CNGA120408-E BX815	5,310円	（税込み	5,841円）
  2QP-CNGA120408-LT BX815	5,310円	（税込み	5,841円）
  2QP-DNGA150408-E BX815	5,100円	（税込み	5,610円）
  2QP-DNGA150408-LT BX815	5,100円	（税込み	5,610円）
  2QP-VCGW160408-E BX815	5,610円	（税込み	6,171円）
  2QP-VCGW160408-LT BX815	5,610円	（税込み	6,171円）

  アイテム数：24アイテム